文化を主としたロンドン現地ガイドツアー

とはいっても、バンクシーを中心に

冒頭で、「バンクシーだけじゃない」と書いたけれど、やっぱり外せません！だって、バンクシーは今や、イギリスを代表する世界的なストリートアーティスト。でも問題は彼の作品はロンドン各地に点在している事。土地勘あるガイドが、公共交通機関を駆使して、それらの点を結び、バンクシーの魅力と街に残したメッセージを読み解こう。

東ロンドン：ブリックレーン

ブリックレーンは移民の街。かつてはフランスからのユグノー派、ユダヤ人、そして今はインド系の移民が多い。エスニックで活気に観ている。そんな街の裏手にROA、インベーダー、C215 など世界中からやってきたストリートアーティストたちが作品を残し、街がさらに国際色に色づいていく。

東ロンドン：ショーディッチ

かつての倉庫街は今や若者たちの流行の最先端の街になった。建物の壁に描かれたイギリス国内外のストリートアーティストたちの巨大な作品があなたを迎えてくれる。EINE、バンクシー、スティック、ノアーなどなど。

東ロンドン：ハックニー・ウィック

2012年のロンドンオリンピックで、このエリアは急速な開発がすすみました。しかし、運河をはさんだ向こう側では、若者たちを中心に開発に対する反対の声があがりました。ストリートアートはそのメッセージでもあります。かつての工場や倉庫の壁にはエネルギー溢れるアートがいっぱい。駆け出しの頃のバンクシーのアトリエがあったのもこの一角なのです。ショーデッチほど有名になっていないからこそ、今、もっともエネルギッシュなところ。