ロンドン、展覧会ニュース 現地ガイド

 

現地ロンドンから、美術館や博物館の特別展覧会の最新ニュースをご案内します。
ミュージアム巡りのスケジュールづくりに、アート情報集めにお役立てください。

展覧会名がオレンジ色になっているところは、その展覧会を見学したアートローグの感想です。

また、ここに記載されていない美術館・博物館・ギャラリーの特別展示については広くカバーしたウェブサイトがありますので(英語)、当HPのリンク集をご参考に

(更新 2018.12.23)

 

「マンテーニャとベリーニ」展  ~ 1/27  – ナショナルギャラリー National Gallery

イタリア、ルネサンス時代の二人の画家。古典的建築に関心を寄せたマンテーニャと自然な空気感を得意としたベリーニの間の友情や制作における影響をみる。ルネサンスに興味のある人にとっては重要な玄人向きの展覧会。


「ゲインズボロー」展 ~ 2/3 – ナショナル肖像画美術館 National Portrait Gallery

18世紀イギリスを代表する肖像画家トーマス・ゲインズボロー。当時の画家は、パトロンをモデルにした肖像画を描く事が当たり前だったが、その中で彼は自分の家族をモデルにしてたくさんの作品を残した。画家と家族の間の愛情や親密性が作品を通して味わえる心温まる展覧会。


「I am Ashurbanipal 」展 ~2 /24  - 大英博物館  British Museum

古代メソポタミア文明を築いたアッシリア王国。その最盛期の王であり、自らを「世界の王」と呼んだアッシュルバニパル(669−631BC)。軍人であり、学者であり、帝国の建設車だったこの王のストーリーを語る展覧会。


「マンガ」展 5/23~8/26 - 大英博物館  British Museum

大英博物館が、日本以外ではじめての本格的「マンガ」展と自信をもって謳う展覧会。大英博物館がどのような切り口でマンガを一つの展覧会にまとめ、表象するのか、日本人として興味深い。


「ピエール・ボナール」展 1/23−5/6  テートモダン TATE Modern

19世紀始め、マティスとともに色の魔術師のいわれたボナール。イギリスで行われる20年ぶりの彼の大回顧展。ボナール作品について新しい視点からの発見が期待できそう。


「エドワード・バーン・ジョーンズ」展  2/24 - テートブリテン TATE Britain

ラファエロ前派を代表する画家でありモリスの仲間であったエドワード・バーン・ジョーンズ。油絵、ステンドグラス、タペストリーを通して、その装飾性と退廃的でミステリアスな想像の世界の見事な融合を探る。


 「クリスチャン・ディオール 展」2/2~7/14 – ヴィクトリア&アルバート美術館 Victoria & Albert Museum

20世紀を代表するファッションデザイナーの作品の変遷とイギリスや世界への影響を語る大掛かりな展覧会。


「Pierre Huyghe」展  2/11 サーペンタインギャラリー Serpentine Gallery

展示室に入れば、抽象的な映像が流れる巨大なスクリーンが目に入る。すぐに展示室のそこら中にハエが飛び交っているのがわかるだろう。 映像と展覧空間全体を使って、見るものの知覚を刺激する展覧会。


「Is this tomorrow?」展  2/14~5/12  ホワイトチャペルギャラリー Whitechapel Gallery

情報社会、ポピュリズム、気候変動。。ニュースをみれば、大きな時代の変わり目に生きていることを実感する。現代美術をリードしてきたこの美術館が10グループの現役アーティストを招き、彼らがみる将来をテーマにした作品を並べる。


「ビル・ビオラとミケランジェロ」 展   1/26~3/31  ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツ Royal Academy of Arts

現代活躍するアメリカの映像作家のビル・ビオラとルネサンスの巨匠ミケランジェロ。世代も大きく違えば、表現のメディウムも異なる二人の大アーティスト。二人に共通するのは、感情、愛、死生観という大きなテーマ。作品を並べることでそれぞれの作品に違う光があたる。


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