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文化を主としたロンドン現地ガイドツアー
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ロンドン旅行での暑さ対策

暑中御見舞い申し上げます。

日本の猛暑は世界的なニュースにもなっています。

どうぞ、しっかりと熱中症対策をなさって、厳しい夏を少しでも健やかに過ごされますように。

 

ところで、かくいうロンドンも今年2018 年は異常な暑さに見舞われています。

とはいっても数字としては最高が33度だし、湿気はないし、木々や地面が多い都市なので、日本の都会よりは過ごしやすいかもしれません。

でも、旅行でいらっしゃる方には、想定しなかったような、思わぬ盲点があります。

あなたご自身がロンドンにいらっしゃるならもちろん、お友達とかがこの夏にロンドンにいらっしゃるようでしたら、アドバイスしてあげて下さい。

実は、わたしも、明日(明日は31度!)のお客様のために、当初のスケジュールを組み直している最中なのです。

 

1 冷房が効いているとは思わないで

日本なら、レストランやカフェに逃げ込めば、冷房がきいていて、スーッと暑さが抜けますよね。でも、ロンドンで同じ感覚でいたらとんでもない目にあいます。イギリスが温暖化現象で急激に気温が上昇したのはこの3年くらいの話。それまでは冷房なんて無縁の世界でした。暑さをしのぐインフラストラクチャーなんて、ちゃんとできてないのです。暑いからって、カフェやレストランやパブに逃げても涼しいとは限りません。地下鉄やバスだってようやく列車によっては冷房車が走るようになったばかり。ラッシュアワーの冷房なしの地下鉄なんて地獄です。

お泊りのホテルは冷房完備していますか? 古いホテルには冷房がはいっていないところがまだまだあります。その部屋が窓をあけられないとか、あけても風通しが悪いなら、寝苦しい夜間違いなしです。もし、運悪くそんな部屋になったら、部屋を替えてくれと主張して下さい。

ミュージアムは涼しいかって? ああ、とんでもない! たしかにナショナル・ギャラリーなど冷房が効いているところもありますが、大英博物館はガラス張りの温室状態で、しかも大勢の観光客が押し寄せて、人熱れでぐったりです。 昨日、仕事でバッキンガム宮殿に行ったら、みなさんぐったりしてました。

 

2 最高気温になるのは、16時〜18時

日本とは違い、一番暑くなるのは16−18時です。 スケジュールを組む時に、外を歩く活動は、涼しい午前中か夕食後にしましょう。一番暑い時間はたとえばホテルに戻ってシエスタをとるとか、冷房の効いたところで、ゆったりアフタヌーンティを楽しむなどの工夫をされることです。天井が高い教会や有名なデパート(たいてい冷房きいている)なども逃げ場になるかも。あるいは早めのディナーを食べてから、19時以降にテムズ川クルーズなどがよいかもしれません。

 

3 ペットボトルは必須

水は必須! ロンドンではそこらじゅうで売っています。

 

4 サングラス・帽子を忘れない

イギリスは湿気は低いですが、太陽は照りつくようにさしてきます。ヨーロッパ人はカッコつけでサングラスをしているのではなくて、眼を守る必要があるんです。日本女性なら日傘でしょうが、日傘をさす習慣はこちらにはありません。まわりが誰もさしていないと、気がひけるかもしれませんが、人目など気にせず、日傘も重要な日本の武器としてお使いになるのもいいでしょう。

 

5 決して無理するな

旅行中は、日常と違って、とにかく外を歩きます。せっかくここまで来たのだからと、無理をしがちです。でも、海外で倒れたらそれこそ最悪。思い出も台無し。決して無理をしないこと、適度に休憩を入れること − よい思い出をもって帰っていただきたいのは私の願いでもあります。

 

てなわけで、ほんと、3年前なら、「イギリスに避暑に来て下さい〜」、なんて呑気にいってたのだけど、それが嘘のようです。

残念ながら、温暖化現象は世界中で起こっています。

 

ひとりひとりの夏。まずは日常をお大事に。

でも、日常の合間につくる旅も、あなたの人生をもっともっと豊かにするに違いない。

ならば、せっかくのご旅行、健康で快適に、よい思い出をたくさんつくられますように。