VOICES: ヴィクトリア&アルバート美術館
お客様の声:ヴィクトリア&アルバート美術館(V&A)
(千葉県 大学教授 I様)
おかげさまで、V&Aで粘って過ごし、 見たかった展示を拝見することができました。
国や地域別の展示の他、素材別、テーマ別にコーナーを作るなど、 さすがに長い歴史の中で蓄積、更新されてきた展示方法。
奥が深く、やはりV&Aだけで、せめてもう一日あればな・・・ と後ろ髪を引かれる思いでした。
今回の旅を糧にして、さらに考え、宿題を果たす中で、 次の機会を狙うべきですね。
V&Aに関して言えば、 中央入り口を入ってすぐに見上げた天井の大きな中央のパネルから 、陶磁の部屋!確かに見えました!
教えてくださった通りに、赤い円環、 宇宙的な場に配された白い壺が、点々と星のように見えました。
遥か地上から眺めただけでしたが、V& Aの重厚な建築の一部が開放されて、彼方の現在= 未来につながるようで、とても印象的でした。
ご教示ありがとうございました。
新しい日本の展示は、駆け足ですが見ることができました。
東芝がスポンサーなのですね。ちょっと総花的な気もしましたが、 仏像からはじまり、家電やキティまで(さすが東芝)網羅して、
今の時代の日本像にアクセスする良い場になっているのかもしれま せん。
とは言っても、今回は、吉荒さんに、サーペンタイン・ ギャラリー(グレイソン・ペリー良いですね!)、 ロンドン博物館とその周辺、
そしてモリスの二つの家、ギャラリーとレッド・ ハウスをご案内いただいたおかげで、 当初の目的を果たすことができました。
それこそが重要です。
心からの感謝を込めて
今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします。
(アートローグから)「多文化共生を展示するミュージアムにご案内を」とメールをいただいた時はビックリしました。ミュージアムにおける多文化共生の表象は、まさに私のアカデミックな專門分野だからです。それが旅の仕事のご依頼になるとは思いも寄りませんでしたが、I様が、日本のミュージアムでアイヌがどのように展示されているかを研究なさっている教授でいらっしゃるとのこと。嬉しいご縁に深く感謝いたします。