文化を主としたロンドン現地ガイドツアー

十字軍の聖ヨハネ修道院を訪ねる

曲がりくねった道に突如現れる聖ヨハネ修道院の門。ここは十字軍の聖ヨハネ騎士団の本拠地にもなりました。その後は、シェークスピアなどが訪れた戯曲の検閲所になったり、サミュエル・ジョンソンが働いたジェントルマンズ雑誌の印刷所になったり、パブになったりと、時代とともにその役割も変わりました。現在は、十字軍や聖ヨハネ修道院の歴史をたどる小さなミュージアムにもなっています。

中世からの肉市場スミスフィールド

中世から続き、現役でもある卸の肉市場。ガラス張りで美しく色づいた骨組をもつヴィクトリア時代の建物も風格がある。そばには中世の頃の馬上槍試合になったり、処刑場だったり、有名なお祭りがあったりした場所も。

ロンドンで最も美しい、聖バーソロミュー教会に浸る

中世に建てられた、ロンドンで最も歴史を感じさせる美しい教会。その歴史にはさまざまな逸話やミステリーが隠れています。映画「エリザベス」や「恋に落ちたシェークスピア」などの撮影でも使われた。近辺は、かつて毛織物のお店が並んでいた道があり、その歴史を感じることができる。

テンプル騎士団の拠点、テンプル教会

テンプル騎士団は、十字軍の最初の頃から存在した国際的騎士団です。そのイギリスの拠点がこのテンプル教会。珍しい円形の教会、教会の床に眠る中世の騎士たちの墓像。映画「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなった教会を内覧したり、その周りにある隠れた美しいお庭を散策しましょう。

オプションA：聖ヨハネ修道院の特別エリアへのツアーに参加

聖ヨハネ修道院の、通常は入れない中世のホールや、回廊や、螺旋階段や、12世紀の名残を留める教会の地下などに行くツアーに参加していただきます。（1時間半ほど：追加料金）　イギリス人ガイドがご案内するので、英語ですが、そばで掻い摘んで通訳いたします。

オプションB：セント・ポール大聖堂内覧

ロンドン観光の名所、セント・ポール大聖堂。7世紀からの歴史を紐解き、1710年にクリストファー・レンによって造られた現在の建物を建築的な観点や神学的なシンボルから読み解いたりいたします。頂上に登れば、ロンドンの素晴らしい眺めが見渡せます。ゆうべのお祈りの時間には荘厳な雰囲気のなかで聖歌隊の美しい歌声を楽しんでいただけます。

オプションC:チャプターハウスへ内部ツアーに参加

ロンドン中心部に今も息づく隠れた中世（14−15世紀）の旧修道院。その石づくりの長い廊下はかつてのクロイスターで、いかにその修道院が巨大だったかを伺わせます。その後は、チャーターハウスとして、経済的なゆとりのない独り身の高齢者をケアーする施設として生まれ変わりました。そこには、今も「ブラザー」といわれるたくさんの入居者が生活を共にしています。ドラマ「ダウントン・アビー」などのロケにも使われました。彼らの一人がガイドとなって案内してくれるツアーに参加しましょう。英語ですが、そばで掻い摘んで通訳いたします。

オプションD：フリーメイソン・イギリス本部

何を隠そう、ロンドンはフリーメイソンの発祥地です。その中でもっとも重要な本部を訪れます。英語のツアーに参加して、秘儀的なイメージの強いフリー・メイソンの心臓部分に入ってみましょう。ミステリアスなシンボルがいっぱいのアールデコの見事な建築をみていただきながら、フリー・メイソンとは、いったい何か、ご一緒に紐解いていきましょう。ツアーは英語ですが、そばで掻い摘んで通訳いたします。