文化を主としたロンドン現地ガイドツアー

ロンドン塔

テムズ川にそびえ立つ壮大なロンドン塔。半日コースでは中に入りませんが、その塔の歴史はもちろんのこと、周囲にあるローマ時代の城壁や中世の処刑場（今は花が咲き乱れる公園）、近くにある古い教会やその地下など、一般の観光では入らないところに踏み込んでいきます。もちろん、オプションで、ロンドン塔内を詳しくガイドいたします。

最古の歴史が詰まった金融街「シティー」

このツアーのハイライト、ロンドンでも最古の中心地に向かっていきます。表だけみれば、こんな超近代的なビジネス街に歴史？と思われるかもしれませんが、路地に入れば、そこに歴史が層をなしていることがみえてきます。たとえば、リーデンホール・マーケットの１９世紀にできた美しいアーケードには、レストランやワイン屋、パブ、肉屋などが並んでいます。ここには中世の時代から肉専門のマーケットだったところで、実は、歴史はもっと遡り、古代ローマの巨大な「バジリカ」があった場所でもあります。その脇には、ロイズ銀行・「ガーキン」など、びっくりするようなポストモダンの高層ビル群。古い伝統と超近代的な建築が隣り合わせにあること、これが、まさにロンドンの面白さです。

ビジネスマンが闊歩する表通りから一歩奥にはいれば、中世からの町並みを匂わせる細い道が網の目のように通っています。古いパブがあったり、昔ながらの紳士服テーラーがあったり。土地勘のあるガイドと一緒に、タイムトリップ！

ロンドン橋

テムズ川の流れ、そこに行き交う船、タワーブリッジやベルファスト号など－ロンドン橋からの眺めは絵になります。そこで記念撮影をすませたら、テムズ川にまつわるお話をしましょう。ここにテムズ川があるから、「ロンドン」という街ができたといえます。その理由とは？　「ロンドン橋落ちた」の曲が残酷なのに楽しい曲である理由とは？　昔のロンドン橋はどんなだった？　テムズ川に住むあっと驚く生物とは？　テムズ川にストーリーはつきません。

ボロー市場

テムズ川の南になるのは、中心になるのはなんといっても中世から続くロンドンの胃袋−ボロー・マーケット（水〜土曜日のみ）。ヴィクトリア時代の鉄とガラスの天井の下には、肉屋、八百屋、魚屋、パン屋、チーズ屋、パン屋。日本とは違う食材を探したり、人々の活気ある生活を垣間見たりしてください。あるいは、国際色豊かなストリートフードや美味しいレストランも並んでいます。市場近辺でのランチも楽しいですね。

サザーク地区

テムズ川の北側がロンドンの表の顔ならば、南側は裏の顔。普段着のロンドンと出会えるエリアです。ロンドンっ子に交じって、その活気あふれる様子を楽しんで下さい。歴史のあるサザーク大聖堂や石畳の倉庫街、中世から続く大邸宅跡、中世の監獄跡、シェークスピアのグローブ座、かつては火力発電所だった現代美術館テート・モダンなどが並んでいて、楽しいテムズ川散歩になります。11月半ばからは、クリスマスの飾り付けがとてもきれいですよ。

セント・ポール大聖堂

ロンドン旧市街の中心的存在であるセント・ポール大聖堂。創設609年と古い歴史をもちます。ロンドン大火で焼けた後、クリストファー・レンによって現在の建物になりました（1710年）。科学の時代にふさわしく、明るく広々とした中に趣のある建築です。夕方に訪れれば、ここで聖歌隊の合唱に巡り会えるかも。静謐な空間に浸って、歴史や宗教に思いを馳せてみて下さい。

オプションA：ロンドン塔の内覧

世界遺産の「ロンドン塔」。なのに団体ツアーでは、内部を見学する事はほとんどありません。それはもったいない！だって、ここには教科書にでてくる有名な歴史が詰まっているし、しかも王室のお宝－王冠や世界で第二の大きさのダイアモンドがついた王杓など、光輝く宝石が並ぶジュエリータワーもある。中世の王の部屋や牢獄を見学したり、伝統的な真紅のユニホームを身につけた護衛兵や伝説の大カラスたちにも会える。アートローグは王室文化施設の会員なので、歴史に精通しているだけでなく、ガイドの入場料も不要です。

オプションB：コベントガーデンへ

コベント・ガーデンは紀元後6世紀から19世紀まで、今のトラファルガー広場のような庶民の集まる場所でした。現在もマーケットがあり、大道芸人がパーフォーマンスを繰り広げ、たくさんの人々で賑わうところです。また、ロイヤル・オペラ・ハウスや劇場がひしめき合っています。演劇文化の歴史もお話いたしましょう。