文化を主としたロンドン現地ガイドツアー

ガーデンロッジ

フレディがこよなく愛し、最期を過ごした家は、世界中からファンが訪れ、ドアの前には花やメッセージが絶える事がありません。家の中を自分の好きなもので一杯にして、心からくつろげる「我が家」にしたフレディは、1991年に他界するまでこの家にいることを望みました。彼の遺言によって元恋人のメアリーとその家族に託され、今もメアリーが住んでいます。

仲間や恋人たちとの日々

ロンドン西部のケンジントンやアールズコートは、バンド結成時からクィーンのメンバーが生活の場としたエリア。このツアーでは初めてライブをした大学構内のステージや天文学者の卵ブライアンが通った大学、フレディとメアリーが住んだ家やメンバーがシェアしたアパート、行きつけのパブなど、書ききれない程あるクイーンのプライベートライフスポットをご案内します。かつて彼らが歩いたのと同じ道を歩き、同じバスに乗ってスポットを巡れば、今まで遠くに感じていたクイーンのメンバーや過去のストーリーが、生活感ある、身近なものに感じられるでしょう。

「ボヘミアンラプソディー」のパブでランチ

ランチは、バンド・メンバーがマネージャーと出会うシーンに登場するテムズ川沿いのパブでいかが？　川沿いの散策を楽しむ人達の憩いの場になっているこのパブは、景色の良さで地元でも知られています。印象的なヴィクトリア時代の橋を眺めながら、ロンドンっ子達に交じってイギリスの伝統料理や地ビールなどを楽しみましょう。タイムトンネルで、映画の中にいる気分になること、間違いなし！

名盤を生んだ録音スタジオ

ロンドンの歓楽街、ソーホーの細い裏道に隠れた知る人ぞ知るトライデントスタジオ。まだ無名だったクイーンの可能性をいち早く見出したのはこのスタジオのオーナーでした。彼は当時大物アーチストしか使えなかった最新鋭のスタジオ機器を使ってレコーディングする機会を与え、レコードデビューさせたのです。デビューから五枚目までのアルバムは、すべてここで生まれました。このスタジオがなければクイーンはなかったかも？というくらい、クィーンの歴史にとって重要な場所であり、他のアーティストの有名作品を生み出したUKロックの聖地です。

フレディー少年の家

故郷ザンジバルの内乱から逃れて家族と共にロンドンにやって来たフレディ。１７歳の時でした。ここはブルサラ家が住み続けた「フレディの実家」です。ヒースロー空港近くの町、フェルサムにあるつつましいこの家の外壁には、彼が住んでいた証として、文化財協会のブループラークが。この小さな家のベッドルームで音楽への情熱を胸に壮大な夢を描いたフレディ。時折、屋根低く飛んで行く飛行機の光景はそんな彼がこの家に住んでいた時から変わっていないはず。

伝説のウエンブリースタジアム

「ライヴエイド」が行われたウエンブリースタジアム。「ボヘミアンラプソディー」の感動的なラストシーンの会場です。あの時、他の超豪華な出演者を押しのけて会場の七万人を熱狂させたのは、当時解散を囁かれていたクイーンでした。万単位の観客の心を一つにし、いとも簡単に興奮の渦に巻き込むフレディの稀有な才能とクイーンの楽曲。後に「スタジアムロック」という言葉を定着させた伝説のライブ。スタジアムの前に立つとあの熱狂する七万人の大合唱が聞こえてくるかも？