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文化を主としたロンドン現地ガイドツアー
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英国の多文化共生の深さと可能性

今、家に戻りました。
こちらこそ、この度は、2日間、本当にお世話になりました。
最終日はおかげさまで、V&Aで粘って過ごし、見たかった展示を拝見することができました。
国や地域別の展示の他、素材別、テーマ別にコーナーを作るなど、さすがに長い歴史の中で蓄積、更新されてきた展示方法。
奥が深く、やはりV&Aだけで、せめてもう一日あればな・・・と後ろ髪を引かれる思いでした。
でも、今回の旅を糧にして、さらに考え、宿題を果たす中で、次の機会を狙うべきですね。
それから、V&Aに関して言えば、中央入り口を入ってすぐに見上げた天井の大きな中央のパネルから、陶磁の部屋!確かに見えました!
教えてくださった通りに、赤い円環、宇宙的な場に配された白い壺が、点々と星のように見えました。
◆すみませんが、この陶芸作家のお名前も、今度お教えいただけますか。よろしくお願いいたします。
実は、最後に最上階まで登り、もう一度陶磁の展示室に行って、近くから見上げようと思ったのに、時間切れでした。
ですから、遥か地上から眺めただけでしたが、V&Aの重厚な建築の一部が開放されて、彼方の現在=未来につながるようで、とても印象的でした。
ご教示ありがとうございました。
新しい日本の展示は、駆け足ですが見ることができました。
東芝がスポンサーなのですね。ちょっと総花的な気もしましたが、仏像からはじまり、家電やキティまで(さすが東芝)網羅して、
今の時代の日本像にアクセスする良い場になっているのかもしれません。
ここも、もう少し時間をかけて見るべきでした・・・
とは言っても、今回は、吉荒さんに、サーペンタイン・ギャラリー(グレイソン・ペリー良いですね!)、ロンドン博物館とその周辺、
そしてモリスの二つの家、ギャラリーとレッド・ハウスをご案内いただいたおかげで、当初の目的を果たすことができました。
それこそが重要です。
また、さっそくアフリカ系のアーティスト、Yinka Shonibareさんのモリスギャラリーでの展示にかかわるインタヴューを、ご教示くださってありがとうございました。
2015年に開催されたのですね。
「物議を醸しだす」ような試み、展示に果敢に挑戦する気風は、アーティストだけでは育たず、やはりギャラリストや批評家、そして何よりも観客の鋭いアンテナ、
アートを受け止める寛容な感性があってはじめて可能になるのでしょう。
吉荒さんのおかげで、英国の多文化共生文化の豊かな水脈、可能性の一端に触れることができました。
夫も、美術関係ばかりの旅であることは覚悟していたので、それぞれの場所を十分楽しんだと思います。
さらに、スミスフィールドやセント・バーソロミュー教会などにも寄っていただき、好奇心や関心が掻き立てられたようです。
もちろん私もです!
また目的地への経路も、バービカンの壮麗?な住居・複合施設、モリスギャラリーのあるウォルサムストーの街中のアートプロジェクトを見せてくださるなど、
まさにツボにはまるポイントで、ご配慮いただき、大変にありがたかったです。
心からの感謝を込めて
今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします。
 
 グレイソン・ペリーのバイク
(千葉県 大学教授 I様)

(アートローグから)「多文化共生を展示するミュージアムにご案内を」とメールをいただいた時はビックリしました。ミュージアムにおける多文化共生の表象は、まさに私のアカデミックな專門分野だからです。それが旅の仕事のご依頼になるとは思いも寄りませんでしたが、I様が、日本のミュージアムでアイヌがどのように展示されているかを研究なさっている教授でいらっしゃるとのこと。嬉しいご縁に深く感謝いたします。