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文化を主としたロンドン現地ガイドツアー
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新しい住宅建築デザイン、ロンドンから

お仕事で、日本の建築家の方々をご案内する機会に何度か恵まれた。

ロンドンの現代建築で話題にのぼるのは、シャードやガーキンなどに代表される超近代高層建築だろうが、

もっと現実的な関心である一般の住宅のデザインの事情を知るのは、なかなかの至難。

今回のブログは、一般のおうちで、これまで訪問がかない、撮影の許可をいただいた建築物について、まとめてご紹介したいと思う。

どれも、2ベットルームほどの小さな空間だけれど、とても快適で斬新なデザイン。

写真をクリックすると拡大します。


 

A宅:  画家と陶芸家のカップルのおうち:築100年のかつて馬屋だったレンガ小屋を裏庭のほうに拡張した。ガラスや鏡を多様して、たいへん明るくて広々と感じる。

 

下の写真、巨大な白いカイコのようなのは、実はシャワー室。 斬新でかわいい。左側のレンガの壁が馬屋だった時の外壁。壁にかかているのは家主の作品。空間にうまく映えている。


 

B宅: ある建築家集団が、三角形の土地に、三角形の家を2軒たてた。(早口言葉みたい)

とても難しい空間で手をださないのが普通だけど、逆にそれを利用して遊んでいる。タイルや床の模様にも三角を繰り返して、全体にリズムがある。


 

C 宅: 建築家の事務所兼自宅。 一階が事務所で、その奥に小さな庭。庭からも正面玄関からも2階の自宅空間にアクセスできる。

2階の事務所の天井上には、人工芝を敷き詰めたプライベートの小さな庭が。自宅のキッチンもシンプル。作業台は、前面に面白いオブジェで飾られていて、スライド式の扉をあけると中が収蔵庫になっている。

圧巻は、正面玄関にある移動式の階段だ。 建築家兼家のオーナーが説明してくれるには、階段は簡単にスライドさせられ、その下にはバイクが隠れている。バイクで簡単に外出できる仕組み。かっこいい。


わたしが感心したのは、どの家もけっして大きくないけれど、限られた土地、すでにある環境、古い建物をまずは受け入れ、それをうまく利用して、そこに新しい個性や快適にする工夫をいれていること。

ものが少なくてとてもシンプルだけど、そんななかに遊びの要素をとりいれていることだ。

大きくなんかなくていいから、こんな家に住んでみたいと思うけれど、ロンドンで家を購入するのは夢のまた夢で。

とりあえず、まずしなくてはいけないのは、ダンシャリか・・・ああ、なむさん。

 


 

このブログは、アートローグのディレクターによって書かれています。

アートローグは、ロンドン現地にて、ユニークな文化の旅の企画・ご案内や

日英のミュージアム・コーディネートの仕事をしています。

歴史から現代までの建築に関するご案内も得意としています。

ご興味のある方は、下のロゴ(ロビンといいます)をクリックして下さい。

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